お月見(十五夜)

こんばんは👋
本日はお月見です!しかも台風後のため日中も晴天、絶好の秋晴れでしたね🌞

ではでは、お月見に関して。

お月見とは、1年の中で最も空が澄みわたる旧暦8月、
明るく綺麗な月を眺める行事のことで、「十五夜」🌛とも言います。

もともと十五夜は旧暦の8月15日でしたが、
旧暦と新暦には11日間の時間のズレ、一定ではない月齢周期(約15日周期)のため、
必ず15日、かつ満月!と合致した日となることは少ないみたいで、、、

でも今日は満月なんです!!

十五夜は、別名「中秋の名月(ちゅうしゅうのめいげつ)」とも呼ばれ、
秋🍂の真ん中に出る月という意味があります。

  

実は?”ちゅうしゅう”の名月には2通りの表現があるのをご存知ですか?

「中秋の名月」と「仲秋の名月」

旧暦では、7、8、9月を秋の季節とし、7月初秋、8月仲秋、9月晩秋と定めていました。

つまり、仲秋とは8月のことなので、「仲秋の名月」は「8月の名月」という意味。
一方、中秋とは、秋のちょうど真ん中の日(旧暦8月15日)のこと。

そのため、十五夜の時は「中秋の名月」

  • 仲秋の名月・・・8月の名月
  • 中秋の名月・・・秋の真ん中の名月 ←今日はこれ
こんなん見れるかなぁ

ほかにも旧暦のこの時期は芋類(里芋、さつまいもなど)の収穫時期でもありましたから

「芋名月」🍠

とも言われています。

元来平安時代に月を愛でる文化、習慣が中国より平安貴族に広まり、江戸時代には庶民の間に広まり、秋の収穫、豊作に感謝するという意味でも行われました。

この時期より、芋類が旬を迎える。。。
滋養、滋潤、強壮、健胃、健脾etc…

旬のものってホンマ理に叶っている効能が多いなぁと思います。
上記の単語の意味は、簡単に言うと夏の疲れを取りながら、冬への備えをしてくれる。

っても今の時代は飽食、高栄養価、かつ生活環境はモノとお金でどうとでもなる時代。
手の加えられたものが多いですね。
そんな私は最近無添加野菜を取り入れてます(詳しくは大仙堂治療家へ)。

本物ってやはり、変に水分多かったり、味が単一であったりしないんですよねぇ🍽

さて話を戻して
お月見といえば団子🍡、ススキ🌾。

 

なぜ団子なのか?それは・・・

十五夜が穀物(お米)の収穫時期に重なっていたため、お米の粉で月に見立てて作った団子を供え、お米が無事に収穫できたことに感謝し、次の年の豊作を祈願し、

月に見立てた団子を食し、月の力を分けてもらい、健康と幸せを得ることができると信じたからだそうです。

これは出来立てがうまい

なぜススキ(芒)なのか?それは・・・

諸説色々らしいですが、豊作を模した稲の代わりに飾られたのが始まりとか。

上述にあるようにこの時期はすでに稲は収穫されているため、稲に似ておりかつこの時期に生い茂るススキを飾ったのが有力!

蒼き衣を纏いて金色の。。。。

とまぁ、長々と書いておりますが四季、行事を通じて自分が今どの位置にあり、どう行動せねばならないか、というの感じさせてくれるのが古来からの行事ですね。

今やイベントといえば、単に楽しむ、飲み食いだけ〜などなど、
少し?本来の意味と逸脱した形になってます。

こういう事に気付かせてくれる、考えさせてくれる事に感謝しながら
今夜は月を眺めたいと思います。

※あくまでも個人の見解なのでご了承を😁

良い、お月見を〜🎑

[治療家 矢野慎也]