鬱するということ。

写真 (38)
幾つもの事柄を
引きずりながら
奥深くに内向し

トグロを巻くよう
その場で動き続け

多数の色が重なり合い
一色になるかのような
錯覚を覚える

しかし、各々の色は
決して混ざる事なく
個性を保ちながら
外向きに動き出す
準備をしているのだ

さぁ、波が動き出す

やまかつ

オカネ。

写真 (37)
形に 音に 色に
味に 場所に 結果に

ソノの中に見出す価値を
一定のルールで切り取る
それは圧倒的に主観的な立場

誰が価値を決めるのか
何と比べているのか

最初は物々交換から始まった
それがルールに縛られ 踊らされ

本質は変わらない
エネルギーの交換

何が大事なのか
自分という主観が全てを決める

やまかつ

選択。

百舌鳥八幡
自由意志がある以上
常に選択の連続の中
私たちは包まれる

右か左か、上か下か
食べるか、寝るか
言おうか、黙るか

どちらを選んでも
それは正解であり
また次の選択へと続く

自分の為、人の為
環境の為、地球の為

常に考え意識するのは
選択の際の目線の位置

さぁ、どちらを選ぼうか

やまかつ

夜の時間。

木々②
天地に無限に存在す
それぞれの色が
混ざり 溶け合い
沈黙し 内向する
全ては玄(くろ)一色になる

上下を分かつ光が差し込み
音が生じたその瞬間
やさしく輪郭が縁取られ
一つは二つになり
四つになり 八つになる

この光と闇のリズムにこそ
完全の中の不完全を観る

やまかつ

ジャンプ。

写真 2
ジャンプをする前は
誰もが一度しゃがみ込む
高くジャンプしようとすると
より深くしゃがみ込む

私たちの成長も同じ
劇的に変化する前は
やっぱりちょっと後退

子供が歩きだすとき
子供が話しだすとき

カラダが大きく変化するとき
ココロが何かに気づくとき

ちょっと後退するけど
全ては高いジャンプのため

やまかつ