鍼を合わせる。

写真 1 (3)
ツボに鍼を
合わせる時には
如何に自分自身を
無くすかを思案します

「自分自身を
無くすことを思案する」
こと自体が矛盾している
ことではあるのですが

鍼を合わせるとは
そういうことなんです

そこに
やまかつが入ることを
極力なくすことなんです

やまかつ

これしかないんちゃうか。

ライオン
私が考える
鍼を生業とするモノは

突き詰めて 突き詰めて
自分の中を掘り下げることで
自分を拡げる そして拡がる
モノであるわけです

人によっては
自分の外側に向けて
発信する方法もありますが

如何せん、私には
前者しかできず
脉、舌、腹、手足などを
診させて頂く際には
更に自分の内側に内向してゆきます

そこにしか
道はないとさえ思うのです

やまかつ

のびのびと。

image
子ども達と
壁に模造紙を貼り
皆で自由に描いた

色鉛筆 クレヨン 絵の具
子ども達の
頭の中を垣間見た

とてつもなく自由だった

そこに不自由な大人が二人
色々なモノを獲得する中で
逆に失う事もあるもんだと

妻と私はただただ眺めてた

やまかつ

 

成長の中で。

写真 2
生後7ヶ月の長男が
ハイハイで動き出した

キョロキョロと視線だけで
捉えていたモノたちが
その手に取って、目で見て
口で感触を確かめる

自分の力で動けるように
なることと同時に、、、
触れないモノも増えるんだ

視野が拡がることで
動きが拡がることで
遠ざかっていく事もある

あぁ、長男に教えられた

やまかつ

蝶のように。

大仙公園の道
欲しいモノ 欲しい状態

自分から近づこうとするほど
その距離はどんどん遠くなる
追い求めれば求めるほど
目の前に現れるのは焦燥感

想いをより鮮明に 強く持ち
一気に手放し 全てを任せる
全てを委ねる 全てを預ける

その想いに色がつき 形となり
目の前に飛び込んでくる世界

気付けばもうあの距離はない

やまかつ