演じる。

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患者さんと
顔を合わせたその瞬間
私でない私が始まる

あくまでも中心は
元の場所に置いたまま
意識と無意識の間で
行ったり来たり

脉を取り
皮膚に触れ
鍼をおとす

何かに突き動かされ
私でない私が演じる

やまかつ

オモテウラ。

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次女制作のオニ
実は、ウラにも顔があった
しかもウラの顔は
ちょっと悪そうだ

ニヤリ

オモテの顔とウラの顔
ウラから滲み出る雰囲気が
オモテの表情を深くする

オモテの顔とウラの顔
どちらもオモテで
どちらもがウラ
二つの顔がオニそのもの

やまかつ

 

モノガタリ。

写真 (46)
今、目の前のガラスに貼りつく
次女作製のオニ

いったい何処から来て
何処に向かう途中に
私の目の前に現れたのか

今、視界に入る全てに
各々のモノガタリがあり
各々の性格が、役目がある

そのどれが欠けても
目の前に現れている
世界にはならないのだよと

そっとオニが教えてくれた

やまかつ

三寒四温。

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晴れた日もあれば
今日のように一日中の雨

温かい日がようやく来た
いきなり寒さが逆戻り
やっぱり温かい
今日は風が強い
明日は晴れるかな

しかし、同時に陰から陽へと
寒い冬から花の咲く温かい春へと
必ず移り変わる安心感が無意識下にある

大きな不変の流れの中に
細かい変化の動きを見る

やまかつ

髪の毛。

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伸びたら切りたくなる
短くしたら伸ばしたくなる

これも陰陽
今は陽気実の状態
無性に切りたくなっております

いかに
日常のしょーもない事も
陰陽論で切っていけるか

計り知れんですな

やまかつ