海から陸へやってくる波
意識して感じる心臓の鼓動
闇夜を照らす月の満ち欠け
様々な季節の移り変わり
このリズムの中に生まれ
このリズムの中で生き、死に
また、リズムの中に生まれる
この秩序は狂う事がなく
小さな円は大きな円を支え
ある抑揚を別の抑揚が包む
そう
ひとつの環のなかで
やまかつ
Every day is a good day!
海から陸へやってくる波
意識して感じる心臓の鼓動
闇夜を照らす月の満ち欠け
様々な季節の移り変わり
このリズムの中に生まれ
このリズムの中で生き、死に
また、リズムの中に生まれる
この秩序は狂う事がなく
小さな円は大きな円を支え
ある抑揚を別の抑揚が包む
そう
ひとつの環のなかで
やまかつ
さて
鍼をするのは私なのか
私を集中させるのが鍼なのか
私がそのツボに鍼を刺すのか
そのツボが私に刺さるのか
両者なのか
どちらでもないのか
これら私と鍼と相手が複雑に
絡み合い分離することはできない
ひとつ なじませること
ひとつ つながること
その瞬間
結果として鍼が成立
それが鍼をするということ
やまかつ
患者さんの苦しみを抱え込み
逃れることのない自分との葛藤
雨滴のような息をのみこみ
永遠と続く沈黙
そして自問自答
一歩一歩と思考を重ね
未だ見ぬ世界へと分け入る
命を預かり 鍼をひとつ
鍼をひとつするとはそういうこと
他の何でもない己との会話
やまかつ
先日の話
20分間早歩きする機会があった
すると
数時間後にふくらはぎの筋肉痛
オイオイ、ホンマか
患者さんの身体の事は
患者さんよりも良く分かりますが
自分の体の事は
自分が一番分からんのでしょうか
イヤイヤ、ただの運動不足
たまにはこんなゆるいはなし
やまかつ
その病の背景に何があるのか
話を詳しく聞かせて頂く中に
一見関係のない会話の中に
本質が隠れていることが多い
思いがけない事が
様々な症状に繋がる
血液データではなく
レントゲン写真ではなく
病と向き合う
患者さんと向き合う
自分と向き合う
いのちと向き合う
やまかつ