This week’s flowers 2024111💐✨

こんにちは😊
大仙堂治療家の池田玲子です

2024年最初のBlogを担当させていただきます。

皆さま、本年もどうぞ宜しくお願いいたします🙇
今週も大仙堂に素敵なお花が届いております💕

今回のラインナップ👇

ピンポン菊
アルストロメリア
ヒペリカム
カーネーション
スプレーバラ
チューリップ
ストック

ひと足早く春が来たような、小春日和のような空気を纏った可愛らしいアレンジ✨ 今にも花の中から親指姫がひょっこり顔を出しそうです🌷
1月6日は「小寒(しょうかん)」

小寒は二十四節気のひとつで、寒さが厳しくなる頃。

寒さが極まる少し手前で、これから本格的な寒さを迎える時期。これから一年で最も寒い「大寒」に向かっていきます。

寒に入ると、水もいっそう冷たくなります。

気温が下がるだけでなく空気も乾燥しているので、風邪やインフルエンザも流行しやすい時期です😷

体調を崩さないよう体調管理に気をつけて過ごしたいですね。


寒くて動くのが億劫になりがちですが、昔から日本には寒の内に身体を鍛える習わしがあります。

「寒稽古」、「寒中水泳」など寒の時期に鍛錬すると心身共に向上するとされたためです🏊❄️

楽器演奏や唄などの芸事でも、この時期の練習は身につくといわれ、「寒復習(かんざらい)」、「寒声(かんごえ)」、「寒弾き(かんびき)」などと呼ばれています。 
また、小寒の時期には、1月7日に「七草粥」を食べて無病息災を願う風習があります。

寒の時期には、寒い時期ならではの食文化もみられ、
手が切れるほど冷たい「寒の水」は、清らかで霊力もあると考えられ、厳しい寒さで雑菌も繁殖しにくいため長期間腐らないと言われ、汲み置きをして薬や料理に使う家もありました。

寒の水でついた餅を「寒餅」といいます

「寒仕込み」の酒、醤油、味噌などは、寒の水で雑菌も繁殖しにくいうえ、発酵もゆっくり進むので、味に深みが出ると珍重されるようになりました。

その他にも「寒蜆(かんしじみ)」、「寒海苔」「寒卵」などがあり、寒の時期のものは上質で栄養価も高いといって昔から喜ばれています。

たっぷり太った寒ブリは旬の味です🐟😋

🍀 🍀 🍀 🍀 🍀 🍀 🍀

最近見つけて、ちょっとお気に入りの本、、
今回は漫画です😁
『しあわせは食べて寝て待て』著者:水凪トリ
【あらすじ】

持病持ちが故に体調がすぐれず、周りの人たちとの関係もギクシャクして気分が沈むことも多い主人公の麦巻さとこ。

免疫系の病気を持っている麦巻さとこは、週4回のパート暮らし。

持病をきっかけに引っ越した先の大家さん親子と出会ったさとこは薬膳に興味を持ち始め、食べ物の知識を生活に取り入れ、徐々に日々の生活に余裕を見出すことができるようになり、少しずつ自分の幸せを探していく、、というようなお話です。


季節の巡りとともに、旬の食材をとりいれて、自分の身体をいたわっていくことで心の傷も少しずつ癒え、職場の人たちとも少しずつ距離が縮まっていくさとこ。 

本作は身体に良い食事を通して、少しずつ豊かになっていく日常を描いています。

作中に登場するごはんも美味しそうで、すぐに実践したい豆知識もたくさん登場します🍚🍵
とはいえ、この中に登場する健康法が全ての人に当てはまる内容というわけではありません。

そもそも身体にいいと言われる食材は、いいお値段がするものも多く、あまりに薬膳を徹底した生活は持続が難しい面があります。

「薬膳の効果は、体質だけではなくそのときの体調や痛みの原因によっても違うので、自分の状態に合わせて実験してみるつもりで楽しめばいい、
自分なりに続けられる程度のゆるやかな気持ちでいい」と、
あとがきで著者・水凪トリさんも書いておられます。


持病があってもなくても、仕事をしてもしていなくても、身体が資本であるのは誰しも同じ。

なにより自分で自分の身体を大事にすることが、なんとなく心地よいと感じられるようになると、本当の意味での健康や幸せに気付けるはず☺️

さとこと一緒に、本当の意味で自分を労わることを学んでいきたい、と考えさせてくれる作品です📖
お正月のお花もとても素敵です✨ 大仙堂に来られた際には是非ご覧ください🎍💕

【大仙堂治療家 池田玲子♪】

二十四節気 冬至

冬至(とうじ)とは一年でもっとも昼が短く、夜が長いころ。

冬至の別名は「一陽来復(いちようらいふく)の日」。

中国や日本では、冬至は太陽の力が一番弱まった日であり、この日を境に再び力が甦ってくるという前向きな意味合いを含んだ言葉なのです。

冬至を境に運も上昇するとされているので、かぼちゃを食べて栄養を付け、身体を温めるゆず湯に入り無病息災を願いながら寒い冬を乗りきる知恵とされています。

この前、鄭先生の治療院にお邪魔して柚子茶作り&鶴橋のコリアンタウンでランチとお買い物案内をして頂きました✨

本当なら柚子茶を作っている時に写真を撮りたかったのですが、柚子を身、皮、種と分けるのに手が大変なことになっていたので撮れずでした🤣

お正月ごろに飲めるようになるとの事なので楽しみに待っています😍

まだ年末感が全くないのですが、今日は12/22ですね!

今年も残すところ後8日。

一年振り返ると今年もたくさんと方々との出会いがありました。皆さんの暖かいお心遣いに助けられ励まされました。

本当にありがとうございます🙇‍♀️

来年も皆さんのお力を借りながら、一歩でも多く前へ進めるように日々精進したいと思います。

来年もよろしくお願い致します😊

年末年始は寒暖差の波が大きいみたいなので、体調には気を付けてお楽しみください♪

治療家 鈴木綾佳

二十四節気 小雪

11月8日に「立冬」を迎えたものの、暖かい日があったり、かと思えば、先週後半は大雨、強風で冷え込んだり。
そして11月22日からは「小雪」に入ります。「小雪」は冬本番というほどではありませんが、山には雪が降り始めるころ。時折、春のように暖かい日もあり。そういう日を「小春日和」といいます。
大阪では山に雪が積もっている姿はなかなか見ないですが、長野ではすでに雪化粧をしているそうです。知人が長野に移住していて、近くの有明山(別名:信濃富士)の写真を見せてくれました。

有明山(別名:信濃富士)。雄大な山を目の前にすると深呼吸したくなりそうです。

二十四節気のひとつの節気はだいたい15日間ありますが、それをさらに5日ずつに分けた暦が七十二候です。「今年はいつもより暑い夏だったなあ」とか思うものの、暦にてらして自然を観察すると季節の流れをしっかり感じ取ることができるように思います。

「小雪」の七十二候をご紹介しましょう♪

【初候】「虹蔵不見(にじかくれてみえず)」日差しが弱くなり、薄曇りの日が多くなり、虹を見ることが少なくなったと感じる時期です。

写真は肥料・農薬・堆肥・除草剤を使わず、環境負荷の少ない農業をされている亀岡市のTarutaru_farmさんが撮影された数日前の虹。広大な大地の向こうに見える虹。よく見ると二重になっている!!こんな虹が季節の進行とともに見えなくなっていくんですね。

【次候】「朔風払葉(きたかぜこのはをはらう)」冷たい風が吹いて木の葉が払い落とされ、落ち葉が積もるころ。「朔」とは北という意味があり「朔風」は木枯らしのこと。

春は花、夏は緑の葉っぱの木陰、秋は紅葉と変化してきたご近所の桜の木もだいぶ葉を落としてきました。

【末候】「橘始黄(たちばなはじめてきばむ)」橘は日本に自生する唯一の柑橘だそうです。橘を意識してみたことはないのですが、いろんな柑橘類の実が黄色く鮮やかに色づいてきています。

これもご近所の道路沿いで見た黄色く色づいた実。柚でしょうか??

ヒトも自然界の一部。季節の変化を感じながら、健やかに過ごしていければいいなあと思います。皆様もどうぞお元気でお過ごしくださいね。

【治療家:熊本 和】

二十四節気 霜降

こんにちは!

「立秋」から始まった秋も6番目の最後の節気「霜降(そうこう)」となりました。

久々の自作の太極陰陽図登場。青い矢印のところが「霜降」の節気です。

今日(10月24日)は北海道の旭川で初霜がおりたそうです。また、長野のお花農園では昨日に少し霜が降りたとのこと。あと15日で「立冬」、冬を迎えます☃

あんなに暑くて長かった夏を耐えてきたので、少しでも長く、過ごしやすい気候が続けばいいなと思います。

大阪でもひと頃と比べるとずいぶん空気が乾燥し、朝晩の冷えを感じるようになってきました。

今日、来られた患者さんからは、「朝晩冷えるようになり、足腰の冷えがでてきました」というお話を聞きました。しかし・・・、「足が冷える」というお話は一年を通して、何人もの方が訴えられます。

「手足の冷え(厥冷)」の原因は、『症状による中医診断と治療』によると大きく6つに分けられます。分類だけご紹介しますね。

・陽虚/・熱邪内欝/・陽気欝阻/・血虚受寒/・痰濁内阻/・蛔虫擾乱 

冷えは気候の変化で生じることもありますが、そのケースも含めて、実はからだの中、内臓のバランスによっていろんな原因で生じるということです。東洋医学による鍼灸治療では患者さんおひとりおひとりの原因に合わせて治療していくことが大切になります。

秋もラストスパート。この過ごしやすい時期を体調を整えて、存分に楽しめるといいですね。秋と言えば、スポーツ、芸術もありますが、私的には、やはり「食」!を楽しみたいと思います。量は控えめに(^_-)-☆ 【治療家:熊本 和】

二十四節気 秋分

9月23日。二十四節気で「秋分」に入りました。立秋(8月8日~)から始まった秋の季節のちょうど真ん中にあたります。立秋以降、とても暑い日が続き、ずっと夏のままではないかと思うほどでした。そんな秋の始まりでしたが、ようやく昨日9月23日は爽やかに空気が流れる秋を感じるようになり一息つけそうですね。

秋分の日は昼と夜がだいたい半分ずつになる頃。陰と陽が平衡を保っていると考えられ、卵も立つほどバランスがとれているとのこと。中国では卵に絵を描いて飾るそうですよ。

秋は自然界が乾燥しやすくなり、体もその影響を受けやすくなります。五臓で言えば特に肺が秋の乾燥の影響を受けやすいです。肺と関係の深い鼻、のど、皮膚などに症状がでることもあります。からだを冷やしすぎず、かつ、潤すことが大事になってきます。2年前に担当したブログでもご紹介しましたが、私のオススメは梨!

生姜・黒胡椒(ホール)・水で煮ると、これまたスパイスのさわやかな辛みと梨の自然な甘味でとっても美味しくなります。

そんな爽やかな秋分の日に、大仙堂では全員集まって大掃除をしました。たくさんのベッドや小物を運び出し、壁は塩水で拭き上げ、床は蜜蠟ワックスがけ。扇風機は解体して水洗いetc

大掃除で大仙堂の空気がよりサラサラ流れるようになりました!患者様のお役に立てますように💖

大掃除の後はお楽しみ「深清鮓のあなご寿司」♪来年も頑張ります!!!【治療家:熊本 和】