視野。

e (22)
目的地に向かい歩いている私を
地球に足を踏み出す私に変える
目の前に映る景色は四季の変容
振り向けばそこに浮かぶ月と雲
吸気に乗せて意識は更に拡がり
呼気の合図で体中の関節が緩む
手足に頭に腹に血潮が強く流れ
全神経を集中させて力強く凝視
今か今かと息を潜めて機を伺う
その一瞬は二度とは来ない時間
それは相反するようで常に同時
場の大きさ色合い質感を享受し
そして私は目的地へと歩き出す

やまかつ

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です