風船。

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既に風船の中の空気が
パンパンになっている

ことに気付かずに
更に空気を入れようと
しても入るわけがなく

もしくは
無理に空気を入れると
割れてしまうのですよ

怪獣の持つ風船が
そう言っておりまする

やまかつ

直観。

写真 1 (8)
上から降り注ぐのか
横から入り込むのか
中から湧き起こるのか

瞬間的に感じ取る
何よりも直感を大切にしたい

しかし
待っているだけではダメだ
直感を呼び寄せるには
努力が必要だ

それまでの
知識と経験と感覚とが
一致したその瞬間

直感となって
働きかけてくれる

やまかつ

三人の怪獣。

写真 4 (4)
枠にはまらず
自由な拡がりを願いつつ
時間にルールに囚われる

怪獣はそんな私を見抜き
わざと私に仕掛けてくる

激しい喜怒哀楽
予測不能な行動
言葉は支離滅裂

そんな怪獣との格闘は
休む間もなく毎日続く

静かな時間は一日の終わり
愛くるしいその表情に
連敗記録は更新中

やまかつ

素直。

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目の前に現れる事象

天候の移り変わり
師匠の言動
子供の泣き声
目の前で電車が通り過ぎる

いかに自分という
フィルターを通さずに
いかに感情を入れずに
その事象のみを観れるのか

日々、日常が修行の場ですな

やまかつ

鍼のたたずまい。

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その場の空気を柔和する
そのたたずまいが良い

それはまるで
赤子のように
柔らかく 温かく
そっと皮膚に触れる

カラダの扉がゆっくり開き
あるべき場所に動きだす

人は人でなくなり
鍼は鍼でなくなる

徐々に輪郭がうすくなり
ひとまとまりとなる

そんな鍼のたたずまい

やまかつ